皆さんはギターの練習でつまずいて、モチベーションを保てなくなってしまうことはありませんか?
難しいフレーズや上手く弾けないリズムを乗り越えて、ギターの練習を継続するためには皆さんが音楽を楽しみながら練習できることが大切!
今回は「練習がうまくいかない・・・」、「楽器をはじめてみたけど長く続けられるか心配」といった方に、楽しみながらギターの練習を続ける方法を紹介します。
KGA Studioのギター講師に聞いた具体的な練習方法やモチベーションを保つ方法、アドバイスもありますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
皆さんが自信を持って楽しくギターを続けられるように、今日からすぐに実践できるポイントをまとめました!
ギター講師が考える効果的なギターの練習方法
練習をはじめるにあたって、まずは何から意識すれば良いのか、悩まれる方は多いでしょう。
KGA Studioのギター講師に聞いた、効果的なギターの練習方法は以下の3つです。
- 目標を設定して基礎練習をする
- ギター講師に練習を見てもらう
- 楽しんで練習を続けること
すぐに実践しやすい方法を教えてもらったので、ギターをはじめる人はぜひ意識してみてください!
僕がやっている練習で効果があると思っているのは、朝起きてすぐに触れる位置にギターを置いておき、起床と同時に運指練習をすることですね!起きたばかりで頭がスッキリしているので集中力の高い状態で練習できると思います。
目標を設定して基礎練習をする
ギターを上手く弾けるようになるためには、指の動きに慣れることや音をキレイに鳴らすための基礎練習が大切。
目標がない基礎練習はついだらだらと行ってしまうため、どんな形でも目標を設定することで上達が早くなる。
その中でも自分が弾きたいジャンルやなりたいギタリスト像を考えることで、何を目指して練習するのかを明確にすることができますよ。
アップテンポな曲を楽しく弾きたいのか、それとも、ゆったりとした曲でギターの音を楽しみたいのか。それによって基礎練習の種類も変わってくるでしょう。
基礎練習をする上で、自分の演奏を録画・録音して、演奏している姿や音を客観的に確認することもおすすめです!
また、鏡を見ながら練習することで、今の自分のフォームも確認できます。
基礎練習をする際は、ゆっくりのテンポでていねいに弾く練習をして、できるようになったら徐々に早くしていくことが一番効果的でしょう。
もし憧れの人が見つからない、目標はなく趣味で演奏したい、と考えている方は、ぜひ発表会など人前に出る機会を作ってみてください。
ギター講師に練習を見てもらう
ギターの演奏がもっと上手くなりたいという方はギターレッスンを受講して、プロのギター講師にアドバイスを受けることが上達の近道になります。
独学でギターを練習していると、弾き方の癖やなぜ上手く弾けないのか、といった自分ではわかりにくい悩みも多くありますよね。
自分で調べても原因や練習方法がわからない場合、講師や一緒に練習している仲間から教えてもらうことで、より客観的に自分の演奏を考えることができるようになるでしょう。
レッスン後にひとりで練習をする時にも、気をつけて弾くべきポイントがわかるようになります。
SNSや動画サイトにアップロードしてあるレッスン動画や練習に役立つ動画とは異なり、自分の練習の進捗状況に合わせた質問を、その場で答えてもらえることも大きな魅力です。
また、講師の弾き方を実際にみることで、早いフレーズや難しいメロディーをどう弾いたらいいか知ることもできるますよ。
KGA Studioではグループレッスンも実施しているため、ギターを誰かと一緒に演奏することもできます。
ソロギターが好きな方とギターについて話すこともできますし、一緒にセッションをすることでよりギターそのものを楽しんで演奏することも可能です。
ギター仲間と交流することで長く楽しくギターを続けることができますよ!
ギター教室のグループレッスン受講のメリットは?ギターラボについて紹介
楽しんで練習を続けること
上達するためにも、ギターを継続するためにも、楽しんで演奏することが一番のコツ。
そのためには自分の好きだと感じた曲を、自身のレベルに合わせて弾いていくこともおすすめです。
何からはじめたらいいのか悩んでいる方は、まずは自分が好きだと感じたエチュード(練習曲)に取り組んでみてください。
エチュード(練習曲)とは、右手や左手の動きや音楽理論を鍛えるなど、基礎をかためるための練習曲や音楽的な表現を追求する練習曲のことを指します。
まずは好きだと感じたエチュード(練習曲)から取り組み、レベルアップしたエチュード(練習曲)や少しずつ弾きたい楽曲に向けてレベルアップしていきましょう。
ギターをはじめたばかりの頃は、自分の好きな楽曲の中から選んでも、曲自体のレベルが高くて演奏が難しい、ギターが楽しくないと感じてしまうことも。
大切なのはギターを弾くこと、音楽を演奏することを「楽しむ」という部分です。
楽しみながら練習することで自発的にギターを弾く時間が増えるため、基礎練習の後には少しずつ自分が好きなジャンルや曲に挑戦してみるのもいいですね。
ギター講師がおすすめする具体的な練習方法
次にKGA Studioのギター講師がおすすめする効果的なギターの練習方法をご紹介します。
もっとギターが上手くなりたい!という方は、ぜひ以下の5つを参考にしてみてください。
- ゆっくりなテンポから徐々にスピードアップ
- 同じ曲、同じテンポを繰り返し練習する
- メトロノームを使ってリズムを取る
- 自分やプロのギター演奏動画をみる
- 時間を決めて練習する
具体的な練習方法やギター練習の進め方で悩んでいる方は、まず、指の動きに慣れることからはじめてみることがおすすめ。
これからご紹介する方法を意識して正しい練習を重ねることで、少しずつ確実にギターの演奏は上達するでしょう。
鏡を見ながら弾いたり、練習姿を撮影して見返すことは、キレイなフォームを身につけるために大切なので僕は常にやっています!それらを身体で覚えたら目をつぶりながら弾く練習もすると良いです!
ゆっくりなテンポから徐々にスピードアップ
フレーズを練習する場合、まずはゆっくりと指を動かして、指と音の並びに慣れていきます。
音がしっかり出ていることを確認しながら、徐々にスピードを上げていけば、少しずつ早いテンポでも弾けるようになっていきますよ。
より上手く弾けるようになりたい方は、いろいろなスケール(音階)などを使った左手の運指練習の中でも、慣れていない動きのあるものを選び、使っていない指の筋肉を動かしてみてください。
右手はアルペジオという和音を順番に弾いていく練習や、スキッピングの練習などを行い、異なる弦の移動をするピッキングに慣れていきましょう。
早く弾こうとすると焦りから、指が転んでしまったり、上手くいかないストレスからギターの練習が楽しくなくなってしまうこともあるかもしれません。
まずは遅いテンポからはじめて、自分が今、どの速度なら弾くことができるのか確認することも大切です。
同じ曲、同じテンポを繰り返し練習する
ギターの練習において、同じ曲を何度も弾いたり、同じテンポで練習したり、繰り返し弾くことも大切。
新しいテクニックや動きの場合は、慣れてくるまで何度も反復してその動きに身体を慣れさせる必要があるのです。
ギターの練習方法はさまざまありますが、どの練習もはじめてすぐにできるようになることはほとんどないでしょう。
上手く演奏するためには、日常で使用することがあまりない、ギターを弾くための指や手の筋肉を鍛えたり、運指やピッキングの動きを覚える必要があります。
何度も繰り返し練習をすることでキレイな音で演奏することができたり、早い曲にも挑戦することができるように成長していきますよ。
目標としていた曲の練習を重ねて、上手く弾けた時は大きな達成感がありますよ。
メトロノームを使ってリズムを取る
リズムをキープして演奏を行うためには、メトロノームを使った練習が欠かせません。
メトロノームにはたくさんの機能があり、いろいろなリズムを鳴らすこともできます。
その中でも、4つ打ちといってビートの頭の音だけを鳴らして、自分で細かいリズムを口で言ったり、膝などを叩いて刻むというリズムを取るだけの練習をするのもいいですね。
日頃からリズムの練習をすることで、楽曲やセッションの中で少し違うリズムを入れたい時にも、1拍目の音を目安にアドリブができるようになります。
まずは自分の体でリズムを感じてみてから、実際にギターで音を出してみましょう。
楽曲を練習する時もメトロノームはぜひ使ってみてください。人によっては、メトロノームを使わず、楽曲のテンポに合わせて練習しようとする方もいるかもしれません。
その方法も間違いではありませんが、練習しはじめの時は曲の中でもテンポが変わる箇所ごとにメトロノームに合わせて練習することがおすすめです。
いきなり楽曲のテンポで練習しはじめると、速さについていけずリズムだけでなく運指や音も雑になってしまう可能性があります。ひとつずつテンポを確認しながら練習することで、キレイなリズムや音をキープしながら演奏できるようになりますよ。
自分やプロのギター演奏動画をみる
ギターの練習をする上で、自分やプロの演奏動画をみることも勉強になります。
自分が演奏している姿を撮影し後から見返すことで、指のフォームや音がしっかり鳴っているかを確認できます。
どこが弾けていて、どこが弾けていないのかを理解することで、今後集中的に練習するべきフレーズやリズムが明確になるはず。何度も撮影と確認を繰り返しながらより上達するための道標にしてみてください。
また、自分の姿ではなく目標としているプロのギター演奏動画をみることで、運指がどう動いているか、どう音を出しているか分析してみるのもおすすめです。
動きを真似して演奏することを目指しても良いですし、「ここはもっと大きな音で弾いたら良いんじゃないか」、「ここは細かく弾いた方が良いかもしれない」など、自分なりにアイディアを出しながら挑戦してみるのもいいですね。
時間を決めて練習する
1日中ずっと同じ練習ばかりを続けていると、身体の一部が凝り固まり、変な癖がついてしまったり、筋肉を痛めてしまうこともあるかもしれません。
そのため、1日10分など時間を決めて練習に取り組むことをおすすめします。
早くテクニックを身につけたい場合も、10分ごとに練習メニューを切り替えるなど工夫してみるといいですね。
十分な練習時間が取れない場合や、いくつもの練習メニューを組む場合は、短い練習時間で集中して取り組む意識も大切です。
だらだら1時間練習するよりも、集中して10分練習する方か効果がありますよ。
ギター講師が考えるモチベーションを保つ方法
モチベーションの波は誰にでもあるため、継続できるか心配な方は多くいるでしょう。
ここからはKGA Studioのギター講師に聞いたモチベーションを保つ方法を5つ紹介します。
- 好きなアーティストやギタリストの音楽を聴いたり、ライブに参加してみる
- 発表会やSNSで人に演奏を聴いてもらう
- ギターをはじめた頃から今までの成長を振り返る
- できないことで落ち込まずに、今できたことを自分で褒める
- 定期的にギターのレッスンを受ける
人によってさまざまな方法がありますが、その中でも今回はギターを楽しく演奏するためのポイントを中心にお伝えします。
音源や動画などで作品として残すようにすると、過去の自分の頑張りも客観視できるし、現在の成長度合いを測れるのでおすすめです!誰かに演奏の感想をもらえると更にモチベーションアップにつながると思います!
好きなアーティストやギタリストの音楽を聴いたり、ライブに参加してみる
ギターを演奏する上で、好きや憧れの気持ちは大きなモチベーションになります。
定期的に好きなアーティストの曲を聴いたり、ライブに参加したり、プロのギタリストの動画をみることで、自分もこんなふうに弾きたいという気持ちにつながりますよ。
あえて知らないアーティストのライブに参加してみるのもおすすめです。
新しい曲と出会うことで、もっと音楽に触れたいと感じられますし、いろいろな人の演奏を生でみることでもっと上手くなりたいという刺激にもなります。
ギター以外でもぜひ、日々の音楽との触れ合いは大切にしてみてください!
発表会やSNSで人に演奏を聴いてもらう
発表会や特技として人前で演奏することも、モチベーションにつながりますよ。
人前で弾くのが恥ずかしければ、顔を出さずにSNSで発信するのもおすすめです。
近年ではインターネットを介したコミュニティも多くあるため、ギターの話ができる人を身近に作ることで、お互いに褒めあったり、お互いの練習を見てアドバイスし合うこともできます。
演奏を誰かに聴いてもらうことで練習にも力が入り、上手く演奏ができた時によりギターが好きになります。
ギターの演奏は一生続けられる趣味になるため、ギターを通じて年齢性別関係なく、さまざまな人と仲良くなることができたら嬉しいですよね。
ギターをはじめた頃から今までの成長を振り返る
時には、自分がギターをはじめるきっかけになった音楽を聴くことも良いですね。
目の前にある課題に苦戦している時は、自身の根幹にある音楽を聴いて初心に帰ることで、はじめたばかりのワクワクした気持ちや嬉しかったことなどを思い出せるためとても大切ですよ。
ギターも最初から難しい曲をその通りに弾こうとすると、自分には弾けないのか、とモチベーション低下にもつながります。
どんなに上手い人でもきっと少しづつ上手くなって、ギターをはじめた頃に難しいと思った曲が弾けるようになっていくのでしょう。
そのことを忘れずに、気分が落ち込んだ時は今までの成長を振り返り、もう一度新しい気持ちで楽曲に挑戦してみてくださいね。
できないことで落ち込まずに、今できたことを自分で褒める
あるフレーズが弾けないことで、「なんでこんなにやってるのに弾けないんだ」と挫折してしまうのはもったいないです。
変な癖がつかないように、そして飽きずに練習ができるように、どうしても弾けないフレーズが出てきたら将来の自分への宿題にしてみるのはいかかですか?
もしかしたら、ふとした時にできるようになっていた、ということもあるかもしれません。
できないことにだけ目を向けるのではなく、「練習した自分はえらい!」と、些細なことでも自分自身を褒めることは大切ですよ。
モチベーションを保たないと、練習をしないと、と無理に考えることは実は逆効果になることも多いです。
忙しい時に無理して弾くことでストレスになり、結果ギターが好きではなくなってしまうこともあるかもしれませんね。
無理はせず、自分のペースでゆっくり続けることも大切です。
定期的にギターのレッスンを受ける
モチベーションを保つために継続的にギターレッスンを受講するというのも、とても良い方法です。
ギター講師たちはモチベーションを保つ方法をたくさん知っており、ギターの話ができる人たちと一緒に練習をすることで気がついたら良いモチベーションを保てているといったこともあるでしょう。
ギターレッスンに通うことで発表会など人前で演奏する機会もあるため、練習を継続できます。
人に出会って、一緒に演奏してみる、演奏しなくてもギターや音楽についていろいろ話をすることで確実に良い影響がありますよ。
いきなり毎週、毎月と通うことは悩まれる方も多いと思います。
まずは体験レッスンなどから試してみてください。
KGA Studioのギター講師からアドバイス
最後に、KGA Studioのギター講師から皆さんに向けたアドバイスを紹介します。
こーじゅん
大切なことは練習自体の質と、それに取り組む集中力だと思っています。
たった10分でもギターの練習だけに集中して取り組むと、その日だけでも上達しているのを実感します。逆に1日でもやらないと一気に弾けなくなっていることがすぐわかります。
ギターに触れない時間でも、ギターの上達につながるような練習を見つけてみるのもいいですね!
僕の場合、ピックをポケットの中で握りながら歩いたり、電車の中でメトロノームを聴きながら小さく膝を叩いていたりします。ギターを持っていなくてもできる練習を自分で考えることも上達につながりやすいですよ!
ヒロキンス
「自分とギター」について考えることもおすすめです。
音楽が好きなのか、ギターが好きなのか。その中でも弾くことが好きなのか、聴くことが好きなのか、ギターを集めることが好きなのか。1人で弾くことが好きなのか、みんなで弾くのが好きなのか・・・
ギターをはじめたきっかけは誰にでもあると思うので、そこから広げてみることで新しい発見があるかもしれません。
まずは自分を理解するところからはじめると、ギターを弾く意味と楽しさに気づけると思います!
齋藤 正一
まずは毎日10分でもギターに触れ、集中して練習することに慣れてみましょう。
ほんの少しの時間でも、毎日コツコツ続けるかそうでないかで、いつの間にか周りと大きな差が生まれていることもあります。
ギターを演奏する仲間として、皆さんにもギターを、音楽を楽しむ日々を送ってほしいと考えています!
練習できない日は、弾きたい曲を聴いたり、頭の中でリズムの練習をすることで、次の練習に活かしましょう!
まとめ
今回はKGA Studioのギター講師に聞いた、ギターの練習方法とモチベーションを保つコツを紹介しました。
日頃から音楽に触れて、正しい練習を行うことで少しずつ上達し、上手く演奏できる曲も増えていきます。
一方で、今回紹介したコツは全ての人に当てはまるわけではなく、ギターの上達スピードも弾きたい曲も人それぞれ違うでしょう。
まずはKGA Studioで大切にしている「音楽を楽しむ」ということから、皆さんも考えてみてくださいね。
それでもうまく楽しめる方法が見つからないという方は、私たちと一緒に楽しめる方法を探しましょう!
KGA Studioでは、皆さんが音楽やギターを楽しめるような、さまざまなお手伝いをしています。
まずは遊びに行くような気持ちで、ぜひ無料体験レッスンへお越しください!
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