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楽器店で試奏したいアコースティックギターのBluesフレーズ10選

楽器屋さんで試奏するならかっこいいフレーズを弾きたいと思うことってありませんか?
そんな時に役立つのはBluesのフレーズです!

今回は試奏の時に便利なBluesのフレーズを10個紹介します。

Bluesって聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
初心者でも簡単に弾けるようなフレーズを集めました!

Bluesとは

Bluesとは音楽ジャンルの1種です。
時を経てさまざまな要素が組み合わさって、現代のポピュラーミュージックの基礎となった音楽といわれています。

起源は諸説ありますが、19世紀後半頃にアメリカ南部のアフリカ系アメリカ人の間で生まれたとされています。
奴隷としてアメリカに連れてこられた彼らは、日々労働を強いられ、働いても働いても楽にならない自分達の境遇を歌にしたのがはじまりです。

現代的なBluesが広まった時代に活躍したミュージシャンの1人として、ロバート・ジョンソンというギタリストがいます。
彼は画期的な奏法や、伝説的な演奏を残し、Bluesの世界を変えました。
現代のBluesで歌われているものにロバート・ジョンソンの楽曲も多くあります。
さまざまなミュージシャンに影響を与えて、音楽シーンを大きく変えた人だと思います。

彼の曲は「Cross Road」などが有名で、エリック・クラプトンが所属していたバンド、「Cream」がカバーしています。
とてもカッコいいので、ぜひ聴いてみてください。

Bluesのコード進行はシンプルで1度、4度、5度のスリーコードでつくられています。このスリーコードを使って12小節の長さで演奏されます。

コードが少なく、パターンが少ないので、セッションしやすいジャンルでもあります。
僕は「セッションしよう」となった時に、Bluesを弾きはじめることが多いです。
Bluesは音楽で会話している感覚を強く感じられるので好きです!

「シャッフルビート」といわれる、跳ねたリズムが特徴です。
1人でしんみり弾いても良いし、大勢で賑やかに弾いても楽しいジャンルとなっています。

ギターで弾くととてもカッコいいジャンルなので、ぜひマスターして弾いてください。
また、覚えたフレーズはいろんなジャンルに応用できますので、万能です!

試奏するときのポイント

今回紹介している単音フレーズを弾いた時に、自分の声になってくれているか、自分がイメージした音が素直に出ているかがポイントになります。
このポイントはボディーの大きさやネックの太さが大きく関わってきます。
自分のプレイスタイルに合ったギターを選んでください。

僕の場合は、弾いた時にインスピレーションが湧くかどうかで判断します。
何も考えずにフレーズがたくさん出てきたら、「自分と合っているギターだな」と感じることが多いです。

何よりもフィーリングが大事なので、たくさん弾いて「これだ!」と思うものを探してください!

楽器店で試奏したいBluesフレーズ10選

それでは楽器店で試奏したいBluesフレーズ10選を紹介していきます。
実際に楽器店で演奏している風景をイメージしながらみてください!

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 01

これを弾くと一気にBluesらしさが出ます。
イントロで使うとカッコいいフレーズでもあります。

トリルが入っているので、慣れていない方には難しいと思いますが、ゆっくり繰り返し弾いてください。
最初の開放弦を使った箇所だけでも、雰囲気がでますので、他の簡単なフレーズと合わせても良いですね!

開放弦を多用するので、チューニングの安定をみるときに使うと良いです。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 02

EのBluesで定番のフレーズです。
「Sweet Home Chicago」のイントロなどでよく使われているフレーズです。

運指がとても簡単なので、初心者にもおすすめなフレーズです。
右手は全てダウンピッキングで力強く弾くと雰囲気がでますね!

僕は特に盛り上げたい時に、このフレーズを使います。

ハイフレットで弾きやすいからどうかを確認する時に使うと良いです。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 03

Eマイナーペンタトニックスケールの代表的な動き方にメジャーの音を加えてBluesらしさを出しています。

最初の2弦の8フレットはクォーターチョーキングで弾くと、よりカッコよくなります。
速いスライドや細かいチョーキングなどは、歌い方を演出できるので、ぜひ練習してください。

最後の弦飛びフレーズが特徴的ですね!

原飛びのフレーズなので、左手の押さえやすさをみるときに使うと良いです。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 04

スライドが歌っている印象を与えるフレーズです。

ハンマリングやスライドを使って音を詰め込んでいないように聴かせています。
リズムなど、少し難易度が高いフレーズなので、他の初心者向けのフレーズに慣れたら挑戦してみてください!

乾いた音のギターに合いそうなフレーズですね!

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 05

クロマチックスケールを使って大人な印象に仕上げているフレーズです。怪しい感じがクール!
クロマチックスケールが使えるようになると、フレーズの幅が広がるので、いろんなとこで使ってみてください。

このフレーズはマイナー調のBluesにも合いますね!

低音弦を中心に弾くので、音抜けの良さを確かめたい時に使えます。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 06

これはハイブリッドピッキングで弾きたいフレーズですね。
アウトロなんかに使うと、バシっとハマりますね。
バッキングを少し弾いたあとに、このフレーズで締めたら、玄人感万歳です!

複雑なフレーズになってますが、汎用的ですので、ぜひ覚えて使ってください。

ハイブリッドピッキングで弾いた時の音量差をコントロールしやすいかどうかを確かめる時に使うと良いです。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 07

ブルーノートを使った渋いフレーズです。
一瞬、ブルーノートにいって、戻ってくるといったフレーズなので、スライドのスピード感が重要です。

ブルーノートにいく前のペンタトニックスケールが、攻撃的な印象でカッコいいと感じます。
僕はよく、このフレーズとバッキングを合わせて弾いたりします。

ギターの種類を選ばないフレーズですね。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 08

ダブルストップのいなたいフレーズです。

ダブルストップはBluesでよく出てくるフレーズです。
Blues感が強くでるのでおすすめです。

これが速く弾けると、とてもカッコいいです。
僕はオブリガードで多用します!

カントリー向けのギターにも合うので、試してみてください。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 09

バッキングの途中でちょっと入れると、雰囲気を作れるフレーズです。
定番バッキングばかりでマンネリ化してきたらこのフレーズに挑戦してみてください。

定番バッキングとほぼ同じリズムなので、弾きやすいですね。

バッキングとフレーズの絡みがスムーズにできるかどうか確かめる時に良いですね。

楽器店で試奏したいBluesフレーズ・STEP 10

エンディングで使えるフレーズです。
このフレーズからはじめてすぐにエンディングにしてしまっても大丈夫です。

定番なので、ぜひ覚えて使ってみて下さい。
これを弾くとギターを弾けてる感が強く出ます!
僕はギターをはじめた頃、このフレーズに憧れていました。

簡単な運指なので、初心者にもおすすめです。

まとめ

僕もギターショップで試奏するのがとても苦手ですが、試奏しないと良いギターに巡り逢わないということに気付いてからは、積極的に試奏するようにしています。

また、良いギターに出会うことができれば、自分のスキルも上がっていきます。
ギターショプで新しいギターに会うことで、また違った自分を知るチャンスを得られ、ギターを弾くことがもっと楽しくなります!

せっかくギターをはじめるなら、楽しく上達したいですよね?
KGA Studioでは、対面式のレッスンを行っています。レッスンに通うと、講師たちと一緒に楽しく上達することができます。
客観的な視点でアドバイスをもらえると、上達もスムーズになりますよ!

今回のようなフレーズを弾きたいという方はぜひ、無料体験レッスンにお越しください!
Bluesが得意な講師も在籍しておりますので、この記事を読んで「ギター弾きたいなぁ」と思った方にはおすすめです!

それぞれのBluesフレーズの詳しい解説は、KOUJUN Guitar Academyで公開しています。そちらもご覧ください!

楽器店で試奏したいBluesフレーズの解説と弾き方

試奏フレーズを身につけて、自分に合う一本をみつけましょう!

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