ギター

ギタリストが選ぶアコギに注目したいオススメの邦楽30選

アコースティックギターは1人で練習して、1人で弾いて楽しむということが多いという人もいると思います。
もちろん1人で楽しむのも良いですが、2人やバンドで演奏して楽しむということも視野にいれると、より音楽の楽しさが広がります。誰かと練習すると、上達も早くなるし、なによりも楽しいですね。
今回は1人でも、多人数でも演奏して楽しい、アコースティックギターのおすすめ曲30選を紹介します!今回は邦楽だけをピックアップしました。

1人で弾く楽しさ

1人でアコースティックギターを弾く楽しさは、誰にも邪魔されないということです。
自分の世界観を最大限に表現したい場合は1人で弾いていると楽しいですね。
自宅でひっそりと弾き語りを楽しむのも良いですね。僕は1人で、自分の好きな曲を好きなテンポとアレンジで弾き語りをして楽しんだりしています。一人カラオケの感覚で弾き語りを楽しんでます!

また1人で弾くアコースティックギターの華型はソロギターです。
ソロギターはメロディーとコードを1人で表現して演奏する方法です。
今回はソロギターの紹介は少ないですが、歌ありの曲をソロギターアレンジにするのも楽しいと思います。自分の好きな曲をソロギターにアレンジできたら楽しいですよね!

多人数で弾く楽しさ

多人数でアコースティックギターを弾く楽しさは、パート分けができることです。
パートを分けて演奏することで、表現の幅が広がりますね。
パートを分けるとしたら、主にベース、コード、メロディー、オブリガートのようになります。
ベースは一番低い音です。コードの中心を担っています。
コードは複数の音が合わさった和音で、楽譜上ではアルファベットで表記されています。
メロディーはその曲の主となる旋律や、ギターソロのことです。即興でフレーズを奏でるアドリブもメロディーに入ります。
オブリガートはメロディーとメロディーの合間に挿入したり、メロディーの邪魔をしないように、メロディーに華を添える役割をするフレーズのことです。オブリガートができるようになると多人数での演奏はより楽しくなりますね。

また、多人数で弾く楽しさの中には、バンドで演奏するということも含まれます。
バンドの中でのアコースティックギターの役割を理解して、演奏すると良いですね。各曲の解説の中に、バンドの中でのアコースティックギターの役割を書いているものもあるので、参考にしてみてください。

ギタリストが選ぶアコギに注目したいオススメの邦楽30選

今回はアコースティックギターが映える曲を30曲、1人で弾いて楽しい曲、多人数で弾いて楽しい曲などの視点も加えてピックアップしました。
細かい練習方法も書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください!
読んでいるうちにきっとギターが弾きたくなると思います!

01. One more time, One more chance(山崎まさよし)

山崎まさよしさんのスローバラードです。

アルペジオで弾く、メロディックなイントロが特徴的です。GibsonのJ-45を使った優しい響きが心地よいですね。僕はこのイントロが弾きたくて、かなり練習しました。

この曲のイントロはよく弾き語りで使われるようなコードではなく、ハイフレットを使い、おしゃれにコードアレンジされたものになります。ハイフレットでハンマリング奏法などもありますので、いつもの弾き語りからちょっとステップアップしたいという方におすすめです。

Aメロもイントロと同じコードを使うので、弾きながら歌うのが大変です。

02. milk tea(福山 雅治)

立体感のあるアコースティックギターの音と、会話をしているかのような、2本のアコースティックギターの絡み合うフレーズが印象的です。歌詞やメロディーに合った、優しいギターの音色が心地よいですね。

原曲バージョンは弾き語りするにはとても難しいですが、かんたんバージョンにアレンジもできますので、ぜひ挑戦してみてください。イントロはスライド奏法とハンマリング奏法を合わせて、複雑なフレーズを作っています。このイントロができたら楽しいですね。

誰かと2人で演奏するともっと楽しいです。1人がメインのコード、もう1人がオブリガートを弾くというように分けると、楽曲が華やかになります。

間奏でアドリブをして、お互いに音楽で会話をするというのも楽しいと思います。

03. 冷めたコーヒー(ゆず)

アコースティックギターとタンバリンのシンプルな編成で構成されたゆずの曲です。「サヨナラバス」や「いつか」などの定番曲ではなく、アコースティックギターが強調されたこの曲を選びました。

2本のアコースティックギターが絡み合って、1つのフレーズを作り出しています。音も立体的で聴いていてワクワクしますね。
イントロのフレーズもブルース風でカッコいいです。このフレーズが演奏できたら楽しいと思います。

イントロ以外は比較的かんたんなコードとストロークで進むので、まだギターに慣れていないけど、弾き語りしてみたい方にはおすすめです。コードチェンジが早いのですが、ゆっくり同じ箇所を繰り返して練習すると弾けるようになります。

2人で弾くともっと楽しいですね。誰かと一緒に弾くというのもギターの楽しさとしてあります!

ギター仲間ができると上達も早くなります!

04. Simple(Mr.Children)

とてもシンプルな楽器の編成で奏でられる曲もラブソングです。ライブバージョンはこちらをクリックして再生してください。

僕はイントロのアコースティックギターに憧れてよく練習しました。イントロはベーシックなコードにハンマリングを加えただけのフレーズなのに、とても印象的ですね。
またアコースティックギターのやさしい音色に癒されますね。ボディーをアタックした時の音も輪郭がくっきりと出ていて、アコースティックギターの良さを生かした楽曲になっています。

この曲はベーシックなコードを押さえられていれば、弾き語りはできます。途中で入るオブリガートはよく使うものが多いので、弾きながら歌うのは難しいですが、この曲で覚えておきたいです。ギター2本で弾けば、右チャンネルから流れるギターのフレーズも再現できますね。

ひとりでオブリガートをいれながら弾き語りをするのもいいですし、ギター仲間と演奏するのもいいですね!

05. うめぼし(スピッツ)

力強いストロークとアルペジオでシンプルに構成されたイントロが、そのあとの「うめぼし食べたい」という歌詞のストレートさを引き立ててますね。。

アコースティックギターの音色と優しいメロディーと不思議な歌詞がうまく合わさって独特の世界観を演出しています。こういったアコースティックギターのシンプルな構成の曲は安心して聴けるので、僕は好きです。

シンプルなストロークで構成されていて、コード進行もかんたんなので、ギター初心者におすすめです。歌のメロディーもやさしいリズムなので、弾き語りもすぐできます。

難しいことを考えずに、右手でギターをかき鳴らして弾くとこの曲の印象に合うと思います。

06. 君じゃなきゃダメみたい(オーイシマサヨシ)

ファンキーなアコースティックギターからはじまるのがカッコいいですね。バンドサウンドの中で映えるアコースティックギターはまた違った表情で良いです。

アコースティックギターはバンドサウンドに入るとパーカッションの要素になる時もあります。イントロ以外、曲中のギターの高音成分がリズムを強調して、パーカッションの役割をしていますね。アコースティックギターは主役にもなれるし、名脇役にもなれる、とてもすごいやつなんです。

途中で入る、アコースティックギターによるスライドギターもいいですね。
演奏するとしたら、とても難易度の高い曲ですが、弾けた時の達成感はすごいと思います。

この曲が弾けたら「なんでも弾けるぞ!」という自信になると思います。

07. マリーゴールド(あいみょん)

老若男女に根強い人気がある楽曲です!

リリース当初から変わらず、この曲の弾き語りをしたい方が多い印象です。エレキギターの爽やかなイントロフレーズも良いですね。

初めて聴いた時、歌詞の内容が映像のように鮮明にイメージできる構成になっているなと思いました。あいみょんは女性のシンガーソングライターですが、男性が歌っても良いような歌詞の内容になっていると思います。

コード進行は比較的かんたんで、右手の動きもベーシックな16ビートストロークの構成になっているので、こちらもギター初心者におすすめです。

慣れてきたらアルペジオでゆっくりアレンジなど、自分なりにアレンジして楽しんでも良いですね。

08. 8月のセレナーデ(スガシカオ)

アコースティックのアルペジオパターンではじまるスガシカオさんの楽曲です。

途中でジャズ風なアレンジになっていたり、クラビネットのファンキーなフレーズがブラックミュージックの雰囲気を出しています。

最初のアルペジオは単純そうに聴こえますが、実は少し複雑になっています。僕はこの曲をよく練習しました。ゆっくりと右手のパターンを繰り返し練習して、弾けるようになりました。

サビはストロークパターンになっているのですが、バンドサウンドの中で、ドラム以上にノリを牽引しているようなストロークになっていますね。こういうノリを出すにはアクセントが重要です。強弱をつけられるように、ダイナミクスを大きく取れるように、まずはできるだけ強く弾く練習をしてください。強く弾けるようになれば、弱くも弾けます。

ブラックミュージックの入り口として、この曲を練習してみてはいかがでしょうか?

09. ひまわりの約束(秦 基博)

秦 基博さんのバラードナンバーです。3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌としても有名です。

アコースティックギターで奏でられるイントロがとてもきれいですね。このイントロは比較的かんたんなので、初心者でも挑戦しやすいものとなっています。

イントロのフレーズはソロギターの導入としても最適です。実際にソロギター用にアレンジされた楽譜が多く出回っているので、気軽に挑戦できますね。

また、弾き語りにした場合もコード進行や、右手のテクニックが比較的かんたんなので、初心者でもすぐに弾けるようになります。

総合的にこの曲はアコースティックギターを弾く上での基礎力を上げるために最適な曲となっています。

10. 夏祭り(長渕 剛)

長渕 剛さんの初期の頃の曲です。夏祭りで流れている音楽のような、イントロフレーズは印象的ですね。

この曲はスリーフィンガーで有名な曲です。スリーフィンガーは右手の3本の指を使って弾くというものです。フォークソング世代にはお馴染みの演奏法となっています。右手の動かし方は難しいですが、少しずつ練習していくことで、弾けるようになっていきます。僕はギター弾き初めの頃はとても練習しました。

左手は単純な動作できれいなメロディーを奏でることができます。

使えるスケールのポジションを知ることができるので、弾けるようになると知識が広がったように感じたのを覚えています。

11. 風の詩を聴かせて(桑田 佳祐)

一曲を通してアルペジオで進んでいくスローテンポな曲です。アコースティックギターが奏でるイントロメロディーはとても優しくて心地よいですね。

パーカッションとアコースティックのコンビネーションが南国感があって良いと思いました。聴いているだけで、南国の暖かく心地の良い風が吹いてくるような気がします。
右手はアルペジオで、コード進行も少し難しいので、ギターが弾けてきたけど、さらにステップアップしたい人におすすめの曲です。

歌詞の語呂がよく、ギターのアルペジオとスムーズにシンクロするので、弾き語りはとてもやりやすいと思います。

イントロのフレーズから通して弾けたら楽しいと思います!

12. 歌うたいのバラッド(斉藤 和義)

ロックなストロークからはじまるミディアムテンポのナンバーです。

アコースティックギターのダウンピッキングのアクセントでノリを出していて、ついつい身体が動いてしまいます。アコースティックギターをジャカジャカかき鳴らして、魂を込めて歌いたい曲ですね!

イントロや曲中に入る、スライドギターのフレーズもカッコいいですね。
ギター2本で演奏して、ストロークとスライドギターで役割分担をしてセッションするのも楽しいと思います。ストリングスの代わりにスライドギターやオブリガートを入れて遊ぶのも良いですね。

この曲はバンドで演奏しても、アコースティックギターの良さがなくならない構成になっているように思います。

13. さすらい(奥田民生)

原曲はエレキギターで演奏されている曲ですが、アコースティックギターで弾くと最高に気持ち良い曲です。友達と一緒に青空の下、アコースティックギターを弾きながら歌うとさらに楽しいと思います!

コードチェンジが多い箇所がありますが、右手のストロークの回数を減らして、かんたんにすると弾きやすくなります。それ以外はコードチェンジが少なく、全体的に弾きやすい曲になっています。

言葉とメロディーのパワーがとてもあるので、多少アコースティックギターの演奏を間違えても、それが味として良かったりします。細かいことは気にしないで、気軽に挑戦してほしい曲です!

そのうちギターは上手くなりますが、その時にしか歌えない歌があります。

14. 2月14日(miwa)

アコースティック2本で奏でられるバラードソングです。

男性、女性、それぞれの想いを交互に歌い合うこの曲は、カップルで一緒に練習して、弾き語りをすると、きっと楽しいですね。

途中で入るオブリガートもとても美しいです。2人で演奏すると、このオブリガートも入れられるので、おすすめです。イントロや間奏のギターソロもコピーするとスケールを覚える練習にもなるのでおすすめです。
コードはかんたんで、コードチェンジも多くないので、挑戦しやすい曲ですね。

アルペジオとストロークを途中で切り替えて演奏するのですが、ピックをもちながらアルペジオをするハイブリッドピッキングで演奏すると良いと思います。

ハイブリッドピッキングができるようになると、曲中でさまざまなテクニックに切り替えができるようになるので、ぜひ挑戦してください。

15. 関白宣言(さだまさし)

歌詞の世界観が独特なさだまさしさんの楽曲です。

さだまさしさんの曲は歌詞がとても良く、メロディーと日本語の調和が心地よいものが多いです。小説のようなストーリー仕立てになっている曲が多いので、短編小説を読んでいるかのような感覚になります。

イントロのカントリー調のフレーズが弾きたくて、よく練習しました。随所に入るハンマリングのオブリガートもカントリーで良く使われるフレーズですね。バンドが入るとはっきりと2ビートになって、バンジョーも加わり、よりカントリーらしさがでます。
スリーフィンガーの練習曲としてとても良いです。

ゆっくりな曲なので、この曲でスリーフィンガーに慣れて、長渕 剛さんの「夏祭り」などに挑戦しても良いですね。

16. 翼 〜you are the HERO〜(押尾コータロー)

ソロギターの名手、押尾コータローの楽曲です。

ギターを叩いて演奏する、スラム奏法で演奏されています。リズミカルで聴いていて、楽しくなりますね。翼を広げて飛んでいきたくなるような曲です。

メロディーを弾きながらコードを弾いて、パーカッションの役割をしているのはとてもすごいですね。この曲ができるようになるにはまず、スラム奏法を練習するところからはじめると効率が良いです。1つのコードを押さえて、スラム奏法の基礎を繰り返し練習します。

そのあと、スラム奏法をしながら、コードチェンジをするといった流れで練習すると良いです。

スラム奏法ができると、とても楽しいので、ぜひ挑戦してみてください!

17. SUMMER SONG(YUI)

アコースティックギターが軽快な夏の曲です。夏休みが楽しみになりますね。

YUIの透き通る声が爽やかさをプラスして、夏のイメージを加速させています。
テンポが速い曲ですが、コードチェンジやコードそのものはかんたんなので、弾きやすい曲だと思います。

右手はベーシックな16ビートのストロークで、このストロークを覚えておくと、いろんな曲が演奏できるようになります。軽快なストロークを行うためには、力を抜いてストロークをする必要があります。
この曲で歌いながら軽快にストロークができたらとても気持ちいいですね。

YUIの曲は比較的かんたんな曲が多いので、この曲以外にも挑戦してみてください!

18. スノースマイル(Bump Of Chicken)

Bump Of Chickenのスローバラードです。Bump Of Chickenのスローバラードは当時、珍しかったので、新鮮な気持ちで聴いていました。

情景が浮かぶ歌詞で弾き語りをしていると、ストーリーを擬似体験できるようで、とても好きな曲です。演奏者側にも聴いてる側にも寄り添ってくれるようなメロディーだと感じました。

アルペジオの演奏が多いですが、リズミカルなコードチェンジが多いので、右手と左手のコンビネーションが楽しいです。コードも少し捻りを加えた内容になっていて、メロディーラインを意識したアレンジになっていますね。

メロディーが壮大に展開していきますが、そこに合わせるように盛り上げていくのがポイントですね。

19. サンキュー。(大原 櫻子)

バンドサウンドで主張するアコースティックギターがカッコ良いですね!

歌のリズムやメロディーに寄り添ってコードチェンジするのはとても良いアレンジだと思います。曲全体を通して、弾き語りで演奏しても、バンドで演奏しているかのように、物足りなさを感じない構成になっています。
コードチェンジが多いのですが、コード自体はかんたんなので、初心者におすすめです。

こういったポップスはアコースティックギターがあると曲の雰囲気が柔らかくなる印象があります。アコースティックギターの「ジャカジャカ」という高音が、タンバリンのようなパーカッションの役割をして、曲を華やかにしてくれますね。

落ちサビのアコースティックギターが、アウトロの感動をさらに引き出しています。

20. シェリー(尾崎 豊)

尾崎 豊さんはたくさん名曲がありますが、この曲も名曲の1つです!弾き語りの曲として、とても人気があります。

アコースティックギターとピアノの絡みがとても良いですね。曲中のさりげないアコースティックギターのオブリガートがとてもきれいですね。アコースティックギターのキラキラした音色がバンドの中でも際立って、いい役をしています。
難しいことはしないで、ストロークでみせていけば良く、コードもシンプルなので、弾き語り初心者の方にもおすすめです。

途中の静かになったところで、ブリッジミュートしたギターの刻みが未来への希望を示すかのようで、メッセージ性のある歌詞とあいまって良い演出になっているなと感じました。

尾崎 豊さんの曲は他にもたくさん良い曲があるので、ぜひ聴いてみてください!

21. HAPPY BIRTHDAY(back number)

片思いの心情を歌った切ないバラードです。ふとした瞬間に聴きたくなる名曲ですね。

共感性のある歌詞は幅広い層に人気があります。
この曲は弾き語りでカバーしている人がたくさんいる印象があります。

イントロが終わった後のAメロのアルペジオがきれいですね。ボーカルのやさしい声にアルペジオが寄り添っていて、聞いていて心地よいですね。
ギターレッスンで習いたい曲としても需要が多い曲です。かんたんなコードだけど、メロディーと歌詞がとても良いので、とても人気があります。

バンドの中に入っても埋もれない力強いストロークが心に刺さりますね。

22. ソフト(崎山 蒼志)

一曲を通して、疾走感のあるカッティングで進行します。

演奏するたびに縦横無尽にカッティングパターンを変化させて、表現の幅を広げていますね。
崎山 蒼志さんはギターのポテンシャルを最大限に、またはそれ以上に発揮して、彼の世界観を表現しています。

ベーシックな16ビートのファンクのカッティングパターンを身体で覚えることで、弾き語りもできるようになってきます。ベーシックなパターンを覚えれば、応用もできるようになってきます。

コードは四和音を多用していて、おしゃれな響きになっていますね。そこにテンションノートを加えたコードを使うことで、さらにジャズ風の雰囲気を持たせています。

進化し続ける崎山 蒼志さんに注目です!

23. 旅の宿(吉田 拓郎)

今回は弾き語りバージョンをご紹介します。

日本語の歌詞がきれいで、鮮やかに情景が浮かびます。字余りな歌詞に風情を感じますね。

イントロのアルペジオフレーズはハンマリングとプリングを多用していて、とてもカッコ良いです。
僕は高校生の時によく、この曲の弾き語りの練習をしていました。アルペジオパターンは複雑ですが、1つのコードで繰り返し練習をすれば、弾けるようになります。1つのコードから2つのコードへと、コードを増やして曲を弾けるようにしていきましょう。
歌とのリンクが少し難しいですが、1小節ずつ演奏できるようにしていくということを続けていけばできるようになります。

エンディングはジャズ風になっていて、ジャンルの域に収まらない演出がいいですね。

24. メロディー(玉置 浩二)

弾き語り曲として、とても人気のある曲です。

アコースティックギターでしっとりはじまり、バンドインしてからはベースラインで感動的な演出をしたりと、随所に良いアレンジが散りばめられています。

弾き語りアレンジをするとしたら、前半はアルペジオで弾いてしっとり歌いながら進めて、間奏はフェイクを入れながらストロークをして盛り上げていくのも良いですね。
アコースティックギター2本で弾いて、間奏はギターソロとバッキングで分けて演奏するのも楽しいですね。

メロディーの起伏があるので、メロディーに沿ってギターの強弱を変えることで、感動的な演出ができます。あくまでも、メロディーに寄り添うギターということを意識していると良い演奏ができると思います。

毎回、この曲を聴くと弾き語りしたくなります!

25. ありがとう(高橋 優)

バンドサウンドですが、アコースティックギターが前面に押し出された楽曲です。イントロのフレーズがアコースティックギターで奏でられているのは、なかなかないので、アコースティックギター好きはテンションがあがりますね!

全体を通して、16ビートのストロークで演奏されています。コードチェンジはかんたんで、初心者でも安心して挑戦することができます。バンドと一緒に演奏したらとても楽しいですね。
良いオブリガートがたくさん入っているので、オブリガートの練習やフレーズをコピーするのにも役立ちます。

この曲で練習したオブリガートは他の曲でも使うことができます。

26. よー、そこの若いの(竹原ピストル)

バンドバージョンと弾き語りバージョンがあるのですが、今回は弾き語りバージョンを紹介します。

竹原ピストルはギター1本で全国各地を回ってライブを行っています。ギター1本で奏でる熱いライブはとても人気があります。
弾き語りの良さを活かして、自由な演奏をしています。まさに「語り」になっていますね。歌を主体に、歌にギターが寄り添う演奏になっています。

ギターの演奏はその時によって自由に変えていくスタイルで弾くと楽しいと思います。ベーシックなストロークやアルペジオを覚えて、組み合わせて演奏していきます。自由に演奏ができるようになると楽しさはさらに増します。

この曲ができるようになると、右手のアレンジパターンが増え、いろいろな曲を弾き語りバーションとしてアレンジすることができるようになります。

弾き語りは自分らしさを最大限に表現できるツールですので、自由に表現できるように、たくさんテクニックを身につけていきましょう!

27. 革命(MOROHA)

アコースティックギターの演奏にのせて語られる言葉が、聴く人にストレートに刺さります。語りのテンションとアコースティックギターの演奏がリンクしていて、自然と音楽に同調できるような楽曲に仕上がっていますね。

「ヒップホップもロックも音楽のジャンルじゃない それは魂の名前だ」という歌詞は個人的にとても好きです。

アコースティックギターはかなり高度なテクニックを使っています。ゆっくり練習して、アルペジオのひとつずつをしっかり確実に弾けるようにすると良いです。
この曲が弾けるようになると、とても大きな自信になると思います。演奏は不可能ではないので、しっかり順序を守ってゆっくり練習することが大事です。

アルぺジオは弦を引っ張るように弾くと、この曲のような音が出るようになります。

28. 恋しくて(BEGIN)

BEGINのスローバラードです。いろんなアレンジで弾きたい曲ですね。

原曲はアコースティックギターのストロークが、ゆったりとしたメロディーにノリをプラスしている印象です。エレキギターのオブリガートもとてもカッコいいですね。

所々入る、ブルースのお決まりフレーズが歌詞の悲しさや寂しさを緩和させてくれます。
そういった意味でもブルースは聴いている人、弾いている人に寄り添ってくれる音楽ですね。

弾き語りアレンジする時は全部アルペジオで弾いても良いと思います。ブルースセッションのように誰かと演奏するのも楽しいですね。ペンタトニックスケールだけで演奏できるので、初心者でもセッションしやすい曲です。

ブルースはかんたんだけど、表現が豊かなジャンルですので、楽しいです。ぜひ挑戦してください!

29. HOME(B’z)

イントロのスライドを多用したアコースティックギターのフレーズがとてもカッコ良いですね。

ハーモニクスというアコースティックギターで弾くときれいなフレーズも入っています。このフレーズが弾けたら楽しいですね。難しそうに聴こえますが、単純な動作なので、スライドフレーズのパターンを何種類か練習して組み合わせるといった練習方法が良いと思います。

イントロ以外はかんたんなコードで、コードチェンジもやさしいので、初心者にもおすすめです。弾き語りの曲としてもおすすめです。右手のストロークは激しくかき鳴らすのが良いですね。
疾走感のある演奏ができると、この曲らしくなります。

ドラムのパターンをイメージしながら弾くと、ノリのある演奏になると思います!

30. Brave(こーじゅん)

報道ステーションのテーマ曲になった、情熱的なメロディーが特徴的な楽曲です。

シンプルなコード進行の上で多彩なメロディーが繰り広げられます。速いパッセージは聴いている人に高揚感を与えてくれます。
この曲はしっかりとしたリズムの基礎の上に成り立っています。この曲を弾きたい場合はこーじゅん式のリズムトレーニングを試してみてください。
リズムをしっかり整えたあとは、ギターのスキルを身につけていきます。リズムの基礎がしっかり身についていれば、メロディーをとてもよく聴かせることができます。
それは料理の味の感じ方が器で変わるようなものです。同じ料理でも、良い器にのっていれば美味しく感じます。リズムが器でメロディーやハーモニーが料理です。

リズムを鍛えて、美しいメロディーを奏でましょう!

報道ステーション・テーマ曲「Brave(こーじゅん)」の解説と弾き方の15ステップ

まとめ

今回は幅広い年代のアコースティックギターのおすすめ曲30選を紹介しました。
昔、自分で練習していたものも改めて聴いてみたら、また練習したくなってきました。
初心者から上級者まで楽しめる曲を揃えたので、気になった曲があったら嬉しいです!

アコースティックギターは気軽に持ち運べて、どこでも演奏ができるので、公園などの外で弾いたり、ギター仲間と弾いたり、いろいろな楽しみ方があります。
楽しみ方を知れば上達も早くなるし、上達が早くなればもっと楽しくなります。

KGA Studioではアコースティックギターのレッスンを行っています。
初心者から上級者まで、幅広くレッスンを行っていますので、演奏したい曲がありましたら、気軽に相談してください!

また、グループレッスンやコミュニティーも充実していて、ギター仲間を増やしたい方にもおすすめです!
仲間と一緒にステップアップしていくのは楽しいですよね。こういった音楽の仲間は年齢性別を超えて、長い付き合いになることが多いです。音楽仲間が増えれば、楽しみも増えて、人生が豊かになりますね!
みんなでギターを弾いて楽しみましょう!

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